【英語サポートあり!】バリ島の「ゆったりとしたビーチ」と「世界水準の教育」が融合する地、クドゥングに輝くインターナショナルスクール「Grow in Kedungu」
- Takahashi Reina
- 5 日前
- 読了時間: 6分
バリ島の西チャングーエリアから車でわずか10分。
海と田園が広がる静かなエリア、クドゥング(Kedungu)に、2025年、新しい国際校「Grow in Kedungu(グロウ・イン・クドゥング)」が誕生しました。
学校のテーマは「言語を通じて未来を解き放つ(Unlocking the Future Through Languages)」。
英語を中心に、インドネシア語、そして異なる文化や価値観に触れながら、“自分で考え、選び、行動する”子どもを育てる学校です。
この間、この学校に行ってきたので、学校の理念、教育内容、施設、そして魅力と課題を、紹介します。
■ 学校の背景とビジョン
Grow in Kedungu は、教育者・デザイナー・ビジネスリーダーの3人の創設者によって立ち上げられました。
それぞれが「教育」「デザイン」「地域コミュニティ運営」という異なる専門性を持ち寄り、子どもが安心して学び、好奇心をのびのびと発揮できる環境をつくることを目的にしています。
理念はシンプルで明確です。
生涯にわたる学びを愛する子どもを育てること
自分の力で考え、行動できる人を育てること
知識だけでなく、人としての成長を支えること
学校というより、子どもが「自分自身を見つける場所」。
その思想が、校舎の設計からカリキュラム、先生の採用方針にまで貫かれています。
■ 教育の仕組みと学び方
GROWの教育は、イギリスのケンブリッジカリキュラムをベースに、国際バカロレア(IB)初等教育の要素を取り入れた“ハイブリッド型”。
学ぶ内容だけでなく、「どう学ぶか」を重視しています。
教科は、言語・数学・科学・社会・アート・身体教育など。
一つひとつがつながりを持つようにデザインされ、探究型の学び(Inquiry-based learning)を実践しています。
「正解を覚える」よりも「なぜそうなるのかを考える」。
「他人に合わせる」よりも「自分の意見を表現する」。
そんな学び方が、GROWの中核です。
特に言語教育には力を入れており、授業はすべて英語で行われます。
英語にまだ自信がない子どもには、レベルに応じたサポートプログラムを用意。
また、すべての学年で週2回のインドネシア語レッスンを設け、ローカル文化と関わる力も育てています。
このように、英語を中心に据えながらも「多文化・多言語を理解できる子ども」を育てることがGROWの目的です。

■ 未来を生きるためのスキル教育
Grow in Kedungu が目指すのは、学力の高さだけではありません。
AIやグローバル化が進むこれからの社会で生き抜くための「未来のスキル」を身につけることです。
学校では次の5つを“Core Skills”として重視しています。
思考力(Thinking)
コミュニケーション力(Communication)
社会性(Social)
調査・探究力(Research)
自己管理力(Self-management)

これらは、どんな分野に進んでも必要とされる普遍的な力。
教科横断的な授業を通して、子どもたちは「自分で考え、他者と協働し、問題を解決する」力を自然と身につけていきます。
■ 学校の環境と施設
GROWのキャンパスは、バリ島らしい自然と開放感にあふれています。
教室は風通しがよく、木の温もりを感じる設計。
太陽の光が差し込み、子どもたちは裸足で走り回れるような雰囲気です。
主な施設は以下の通りです。
広々とした教室とコーラーニングルーム
年齢別にデザインされた遊び場
屋根付きのスポーツフィールド
小さな動物農場と菜園(食育活動にも利用)
リサイクルステーションと自然教育エリア
清潔なトイレと安全な送迎ゾーン
栄養士監修のカフェテリア
「教室の外にも学びがある」という考えのもと、屋外授業や農業体験、クラフト活動なども積極的に行われています。
学校というより、ひとつのコミュニティ。
自然の中で「五感を使って学ぶ」環境づくりが徹底されています。

■ 通学とサポート体制
通学面でも、GROWは保護者の安心に配慮しています。
スクールバスサービスがあり、主なピックアップポイントは以下の通りです。
Pepito Berawa
Canggu Medical
Frestive Pererenan
Pepito Buwit
バスにはスタッフが同乗し、送迎時の位置情報も共有されます。
親がリアルタイムで子どもの登下校を確認できるシステムは、バリ島の学校では珍しい取り組みです。

また、先生・保護者・子どもとのコミュニケーションを大切にしており、日々の様子や学びの記録がこまめに共有されます。
■ 学校生活とアクティビティ
GROWでは、学ぶだけでなく「体験を通して生きた学び」を重視しています。
放課後活動(After School Activities)では、以下のようなプログラムが用意されています。
農業体験
クッキングクラス
バリの伝統アートやクラフト
サーカスアート、音楽、ダンス
環境教育・アニマルケア
これらの活動を通して、子どもたちはチームワークや自己表現力を自然に身につけていきます。

学年・対象年齢・学費
GROWは、幼稚園(Kindergarten)から小学校6年生程度までを対象としたプライマリースクール。
対象年齢はおおよそ4歳〜12歳。
2025年8月に開校で、年間授業料は学年によって異なりますが、概ね 114,000,000〜139,000,000ルピア(約110〜130万円前後)。
学費はバリ島のインターナショナルスクールの中でも中価格帯に位置します。 ■ 入学までの流れ
学校見学(School Tour)を予約
事前登録フォームを提出(Pre-enrollment)
面談・英語レベル確認(必要に応じて)
登録料・入学金・授業料の支払い
通学バス・放課後活動の申し込み
GROWは、入学時に「英語レベルが高くなくてもOK」。
サポート体制が整っているため、非英語圏の家庭でも安心してスタートできます。
■ GROWの強みと課題
強み
英語+インドネシア語の二言語教育
ケンブリッジ×IB式の探究型カリキュラム
自然・農業・アートを融合した学び
安全で清潔なキャンパス設計
スクールバス・保護者連携がしっかりしている
課題
新設校のため実績データがまだない
教員チーム・運営体制はこれから成熟段階
とはいえ、こうした初期フェーズこそ「柔軟でオープンな学校づくり」に参加できる貴重なタイミングでもあります。
バリ島のインター校の中でも「教育の新しい風」を感じさせる学校です。
■ 教育移住・親子留学の選択肢として
クドゥングは、チャングーほど混雑しておらず、自然が残る落ち着いたエリア。
車で10分ほどでビーチにも行け、生活の利便性もありながら穏やかな時間が流れます。
近年、この地域には新しいレストランやカフェ、ヨガスタジオ、アートスペースが次々と誕生しており、「自然と学びの両立」が叶う理想的な場所として注目されています。
バリ島での教育移住を考えるとき、
「子どもの英語力を伸ばしたい」
「国際的な教育を受けさせたい」
「自然に囲まれた環境でのびのび育てたい」
そんな家庭には、Grow in Kedungu は非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
学校があるクドゥングゥについて
クドゥングはバリ島の西海岸、タバナン郡にある比較的静かな海岸地帯。タナロット寺院から車で10分ほど。
けれどその雰囲気は、クタやチャングーとはまるで別世界。チャングーエリアにも20分と近いのに、バリ島のゆったりとした時間と利便性の両方を享受できるバランスの取れたエリアです。
黒っぽい砂のビーチが広がり、観光地化された南部のビーチよりも落ち着いた雰囲気。サーフィンができるポイントもあり、初心者〜中級者向けです。

■ まとめ
Grow in Kedungu は、
「言語を通じて未来を切り開く」ことを目指す、新しい時代の国際校。
バリ島の自然の中で、英語と多文化教育、体験型学習を融合させたこの学校は、これからの教育移住の象徴的な存在になるかもしれません。
まだ新しい学校だからこそ、
柔軟で、温かく、そして伸びしろのある環境がここにあります。
子どもの個性を大切にしながら、「学び」を“楽しさ”として感じられる場所を探している方へ。
クドゥングの新しい風、Grow in Kedungu は、その答えになるかもしれません。
学校見学、詳しい情報などはBALI STUDYまで!
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